はじめに

風景写真をFacebookやInstagramなどに写真をアップロードする際、サイズ制限があったり、フル解像度のデータをダウンロードされたくない等の理由で、800px~2048pxくらいにリサイズ(縮小)してからアップロードしたりすることが多いと思います。

せっかく高解像度なカメラで撮影したパッキパキな写真も、そのまま縮小してスマホ上で見るとなんだかシャキッとしない写真になってしまうことはありませんか?

PCなどの大きな画面で見る場合は、他の高解像度データに対応しているサービスで高解像度データを見られるようにする方法もありますが、やっぱりスマホでもパキッっとした写真を見せたいですよね?

Web用にシャープネスを最適化

実は少し工夫することで、見た目のシャープさを保ったまま小さく縮小することが可能です。
次の二つの写真を見比べてください。どちらも元の解像度が約6700 x 4100pxの写真です。

こちらが標準的なリサイズ方法で長辺1024pxに縮小した写真です。

そして、こちらが今回説明する方法で最適化して長辺1024pxに縮小した写真です。

厳密には解像度は小さい (長辺1024px)ですが、最適化した方はパキッとして見えませんか?

では、早速Web用に最適化する方法を説明していきます。

Web用に最適化して縮小する方法

Photoshopで開く

まずは現像済みで縮小する前の写真データをPhotoshopで開きます。

Jpeg用の設定

Web用に保存するので、あらかじめ標準的なweb用Jpegフォーマットである8bit, sRGBの設定にしておきます。
「イメージ」「モード」から「8bit/チャネル」を選択します。

次に、「編集」「プロファイル変換」から「sRGB」を選択します。

最終出力サイズx1.67にリサイズ

一旦、出力サイズの1.67倍となるように若干大きめに縮小を行います。
例えば、最終的に長辺を1024pxとしたい場合、1024px x 1.67 = 1710pxとします。
「出力したいサイズと違うけど?」と疑問に思うかもしれませんが、
この後の処理のために一旦大き目なサイズにしています。

シャープその1

「フィルター」から「シャープ」を選択して一段階シャープにします。

シャープその2

先ほどのベースレイヤーを複製します。”Ctrl (Command) + j”で複製できます。


次に上のレイヤーに先ほどと同じ「フィルター」「シャープ」でシャープフィルターをかけます。
この操作によって上のレイヤーは2回シャープフィルターがかかっている状態となります。

ちょっとシャープを掛け過ぎなのでレイヤーの透過度を70%くらいにしておきます。

縮小

次に所望の解像度である長辺1024pxに再度縮小します。

コントラスト・再度の微調整

ここからは写真を見ながらの微調整になります。
今回の例ではレベル補正で中間値を0.98, 彩度を+6としていますが、お好みで調整してください。

保存

最後にWeb用としてJpegフォーマットで保存します。

比較

最初の写真と同じですが、比較しやすいように左右でWebシャープありとなしとなっています。
ご覧のように左の方がパキッとしていて、細部まで表現出来ています。

おまけ:アクション化

いつも同じ解像度に縮小するのであれば、今回説明した手順をアクションとして記録しておきましょう。
但し、縦写真と横写真でリサイズ設定が異なるので、それぞれ別のアクションにする必要があります。ご注意ください。
一旦、アクションを作っておくと、次回はそのアクションを実行するだけで、Web用に最適化された写真を保存することが出来るので便利です。

まとめ

実は今回説明したような、風景写真をシャープなままWeb用にリサイズする方法には様々な方法があります。
他の方法も今回の方法と同様、一度少し大きめにリサイズしておいてシャープを強めにかけておき、再度リサイズして縮小する方法が多いようです。それぞれの方法で細かい調整パラメーターやシャープフィルターのかけ方の違いがあり、もちろんそれぞれの方法で仕上がりも若干異なります。

皆さんも興味があれば是非、色々な方法を試してみて自分なりの最適な方法を見つけてみて下さい。

それでは、また。


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