はじめに

こんにちは~。そろそろ天の川撮影が楽しくなる季節ですね!
もう既にそわそわしてる天の川好きの方も多いのではないでしょうか?

今回は天の川撮影シーズン突入の前準備として、ちょっと変わった天の川撮影テクニックを紹介します!

ズームエフェクトとは?

まずは↓の写真を御覧下さい。
ベースは一般的な天の川写真ですが、何やら放射状に伸びる流星のような星々が写っていますね。

「どうせPhotoshopで合成してるんでしょ?」と思うかもしれませんが、これは合成ではなく一枚撮りで撮った写真です。
天の川撮影時にズームエフェクトを上手に使うことで、このような写真を撮ることが可能なのです。

撮影方法

撮影方法ですが、星空や天の川撮影をしたことがあれば意外と簡単にズームエフェクトも出来ちゃいます。

500ルール (600ルール)

まずは星(天の川)撮影のおさらいです。
星撮影の場合、露光時間が長過ぎると地球の自転によって星の軌跡が線のように写ってしまいます。

天の川撮影の場合はなるべく星が点に見えるように撮影した方が、
よりメリハリのある写真になるため、長過ぎる露光時間は禁物です。
特に焦点距離が長い場合は拡大されるので、更に短い露光時間にする必要があります。
とは言え、露光時間を短くしようとISO値を上げ過ぎてしまうと
今度はノイズが増えてしまうので、露光時間が短過ぎるのも困ります。

じゃあ、何秒なら良いの?という疑問が湧くと思いますが、そんな疑問に答える便利な法則が存在します。

最大露光時間 (秒) = 500 / 焦点距離(mm)

これを500ルールと呼びます。(500ではなく、600としても良いですが、500の方がより良いです。)

実際に500ルールで露光時間を計算してみましょう。

例えば、焦点距離が20mmの場合は、 500/20 = 25秒, 焦点距離が16mmの場合は 500/16 = 約31秒 となります。

ズームエフェクト(お手軽な方法)

本題のズームエフェクトを行う方法ですが、非常に簡単です。
天の川撮影時に、シャッターが開いている間にズームリングをゆっくり回すだけです。
(あ、当然ですが、ズームレンズじゃないとズームエフェクトは出来ません。)

露出時間はズームエフェクトを行う時間分、長めに設定しておいた方がやりやすいでしょう。
例えば、天の川の露出時間が30秒の場合、10秒間でズームエフェクトを行うのであれば、
トータル40秒 (30+10)の露出時間を設定しておき、30秒経過後にズームリングをゆっくり10秒間かけて回します。

但し、上手に撮るには以下の2つのコツが必要です。

  1. 天の川の中心と画角の中心を合わせる
  2. ズームリングは一定速度となるように回す

コツを掴むまでは失敗することもあると思いますが、慣れれてしまえば意外と簡単なので、
うまくいくまで何度か練習してみて下さいね。

ズームエフェクト(より高度な方法)

ズームリングを手で回すのではなく、モーターを使って一定速度で回します。
モーター制御でズームリングを回転させることで、よりスムーズなズームエフェクト撮影が可能です。

よく知られているズームリング(フォーカスリング)制御モーターとコントローラーの製品に ZenFocusという製品があります。

モーター制御であれば、数時間かけて微動させることも出来ますので、例えば北極星を中心にしたグルグル写真撮影時にも使えます。
また、フォーカスリングも微動出来るので、色々と応用範囲が広がります。

↓はこのZenFocusを使って撮影した写真です。


気になる方はチェックしてみて下さいね。

ズームエフェクト天の川写真の現像

現像方法は通常の天の川写真と同じなので、今回は省略しま~す。
そのうち機会があれば、自分流の天の川現像テクニックもご紹介しますね!

まとめ

天の川写真はついつい単調になりがちですが、たまにはズームエフェクトを使ってひと味違った天の川にするのも楽しいです。
星撮影の初心者でもコツを掴むと簡単に出来ますので、本格的な撮影に飽きたら試してみてください。

ではまた。


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